専門業者に動画制作を依頼する際の工程とポイントを紹介!

最近では、SNSや街中でのデジタルサイネージなど、さまざまな場面で企業や商品を紹介する動画が活用されています。自社の概要や製品に関する動画制作について、専門業者に依頼を考えている方もいるのではないでしょうか。

動画制作を依頼する場合は、納得できる動画を作成してもらえるよう、工程やポイントを知ることが重要です。

そこで今回は、専門業者に動画制作を依頼する際の具体的な流れを解説します。依頼する際のポイントも併せて紹介するため、動画制作の依頼を検討している方は参考にしてください。

1.専門業者に動画制作を依頼するメリット

インターネットやSNSが発達した近年、動画は企業が情報を発信する有力な手法の1つです。初心者でも扱いやすい撮影機材や動画編集ツールも提供されているため、「社内で作成したほうが早い」と考える方もいるでしょう。

社内で動画制作を行う場合、スケジュールを柔軟に組めたり、コストを低く抑えられたりするメリットがあります。
一方で、本来の業務に支障が出たり、品質を担保できなかったりするデメリットがあることも見過ごせません。内製の動画制作チームを作ることで、人件費のコストが上がる可能性もあります。

動画制作の専門業者に依頼すれば、動画制作業務の全てを委託できるため、社員は本来の業務に専念できます。依頼主が新たにカメラや照明、マイクといった機材を用意したり、定常的に人員を確保したりする必要もありません。

動画制作の専門業者には、撮影や映像編集の技術やロケーション選定、キャスティングといったプロのクリエイターならではの経験やスキルがあります。動画の目的や内容にもよりますが、企業や商品を効果的にアピールできる動画を作成したい場合は、動画制作会社に依頼することがおすすめです。

2.専門業者に動画制作を依頼する際の工程

企業や商品のサービスなどを紹介する動画は、制作の目的や伝えたい内容、構成などを明確に定めてから制作することとなります。

専門業者に動画制作を依頼する場合、どのようなワークフローで制作が進められるのか、専門業者に発注した場合の工程内容を確認し、動画制作の流れをつかみましょう。

2-1.ヒアリング

専門業者に動画制作を依頼した場合、企画立案を行う前に「ヒアリング」「打ち合わせ」を行います。次のような内容を業者と話し合い、案件に関する情報を共有しましょう。

■ヒアリング(打ち合わせ)で話し合う内容

  • 動画を作ることになった理由や目的
  • 動画の使い道
  • 制作したい動画のイメージ
  • 動画のターゲット層・想定される視聴者像
  • 動画制作で重視したい点
  • 予算
  • 動画の制作期限・納品方法や納品形式

ヒアリングは電話やメールで行うこともありますが、細かなニュアンスや詳細な要望、専門性の高い情報などが上手く伝わらないこともあります。専門業者の担当者とは、できる限り対面での打ち合わせを行うようにしましょう。

2-2.企画・構成

動画制作の方針や方向性が決まったあとは、専門業者が具体的な企画を考えます。
企画書には、「どのような動画構成にするか」といった構成表が記載されており、次のような内容が書かれています。

  • 字コンテ:動きやセリフなどを文字で説明した簡単な原稿
  • ラフコンテ(絵コンテ):動画の画面イメージ(イラストなど)

業者が作成・提案した企画書を確認し、修正が必要な場合は提案内容への修正を依頼しましょう。問題がない企画案であれば了承し、専門業者に作業を進めてもらうよう指示してください。

正式な企画書が完成すると、業者は撮影スタッフや機材などの準備を進めます。撮影したあとの変更は依頼できない場合が多いため、企画段階までに吟味しておくことが大切です。

2-3.撮影

依頼者側に了承を得た企画書をもとに、業者は撮影場所の調整や機材の確保といった撮影準備を行います。出演するキャストや必要となる衣装、小道具なども手配して、撮影のプランを綿密に設計することも忘れません。

撮影当日に必要な機材をセッティングして、企画書やラフコンテから作成した台本(シナリオ)をもとに動画を撮影します。多くの場合、動画の撮影時には依頼主も立ち会うことができます。

撮影日時は、撮影場所やキャストの手配が整い次第決定することが多いため、進捗状況の確認とともに問い合わせてみることもおすすめです。

2-4.編集

動画制作の専門業者では、最初から一続きの動画を撮影するのではなく、シーンごとにカットを切りながら撮影します。編集者が編集ソフトなどを用いて撮影素材をまとめ、1つの作品に仕上げる工程が「編集」です。

動画編集では、必要な内容・映像が含まれているか確認しながら、仮作成したナレーション・BGM・字幕などを挿入し、動画全体の流れをチェックします。編集の中身が気になる場合は、適宜業者に問い合わせてチェックしましょう。

動画全体の流れを確認したあとは、音以外の要素を本格的に編集します。ナレーションなどにかかる時間も考えて調整するため、ナレーション内容の希望に変更があれば、編集段階が終了するまでの間に業者へ伝えましょう。

2-5.収録

動画の編集作業が終わったあとは、動画に合わせたナレーションを収録・録音し、BGMや効果音とともに音編集をしたうえで動画に重ねます。収録や音入れの当日は依頼主も立ち会い、話し方のニュアンスや表現の仕方など、音声について業者と一緒に確認しましょう。

音入れ後は依頼主への試写を行い、字幕の誤りや読み間違いなどの修正作業を行います。最終的な修正が終われば、決められた納品方法・納品媒体で依頼主に納品し、業者の制作工程は終了です。

3.専門業者に動画制作を依頼する際のポイント

専門業者に動画制作を依頼する際には、動画制作のフローを理解するだけでなく、ポイントを把握することが重要です。動画制作で失敗しないためにも、ポイントは確認しておきましょう。

ここでは、専門業者に動画制作を依頼する際の3つのポイントを解説します。

3-1.ヒアリングの段階で動画の目的を明確にしておく

専門業者に依頼する場合、「誰に何を伝えたいのか」という視点は、業者と依頼主が共有する動画制作の主軸の1つです。主軸が途中でブレてしまうと、撮影の段階で企画を再考することになったり、再撮影が必要になったりと、時間的・金銭的なコストが発生してしまいます。

伝えたい内容が定まらないと、動画の内容が支離滅裂になることにもつながりかねません。制作の初期段階である「ヒアリング(打ち合わせ)」の段階で動画の目的を明確にし、あとから安易に変更することは避けましょう。

3-2.見積書の内訳に企画や演出料も含まれているか確認する

動画制作に関する料金体系や見積書の様式は、業者によって異なります。業者によっては、企画料や演出料、追加の修正費用などが基本料金に含まれていないことも少なくありません。

見積書を提示されたときは、費用相場と比較するとともに、提示額にはどのような費用が含まれているのか確認しましょう。費用内訳に不明な点があれば業者に確認し、トラブルのもとをできる限り解消することが重要です。

3-3.参考になりそうな素材を事前に用意しておく

動画制作を依頼する際は、参考になりそうな資料や素材を事前に準備し、ヒアリング段階や企画案のやりとりを行う段階で業者に提供しましょう。資料や素材があることにより、業者は動画のイメージを膨らませやすく、より正確で的確な動画制作が可能となります。

■事前に用意すると良い資料や素材

  • 会社概要や商品・サービス紹介が掲載されたWebページなどのコンテンツ
  • 会社や商品・サービスのパンフレット
  • 会社のロゴ画像や使用したい画像のデータや写真・映像素材
  • イメージを伝えるための画像のデータや写真・映像素材

まとめ

ここまで、専門業者に動画制作を依頼する際の具体的な流れや、依頼する際のポイントを中心に解説しました。

動画制作を業者に依頼する場合は、動画の目的がブレないようにすることや、参考となる素材や資料をきちんと用意することが大切です。

高クオリティで印象の良い動画を作成したい場合は、専門業者に依頼することがおすすめとなります。動画制作における各工程での作業内容や一連のおおまかな流れをつかみ、適切な準備を行いましょう。

Pgae top