Oka Takafumi 岡 貴文若いクリエイターのパワーに刺激

「講師をやってみないか」
東京で映像制作の仕事に奮闘していた約10年前、大阪の映像関連専門学校の講師のお誘いを受けました。
かつて自身もプロの映像クリエイターを目指して学生時代を過ごした大阪。「やってみよう」。何かの縁を感じ、慣れ親しんだホームグラウンドに、再び舞い戻ることを決めました。
専門学校でクリエイターの「卵」たちの映像制作にかける熱く強い気持ちやパワーに刺激を受ける中、専門学校時代の友人だった代表の三好と映像制作の仕事にも少しずつ取り組むようになりました。講師とクリエイターの二足のわらじを履きながら、「2人で作品をつくっていけば、おもしろいものができるんじゃないか」。そう胸を揺さぶる思いが大きくなり、三好とともに「ちゅるんカンパニー」を立ち上げたのです。

バラエティーに富む幅広い作品作りに対応

会社設立当初はテレビ番組制作の仕事が中心でしたが、現在では各分野に強みを持ったスタッフが揃っていますので、デザイン性の高い作品から実写中心のドキュメンタリータッチの作品まで、バラエティーに富んだ幅広い作品作りが対応可能となっています。

予定調和を壊す発想や着眼点

現在でも役立っているのは、テレビ番組制作で蓄積した経験やノウハウではないでしょうか。例えば、食品メーカーの商品PRの映像制作を手がけた際、「歴史のある商品」という特徴に着目。商品の魅力をストレートに表現するのではなく、歴史のある商品が人々の生活にすでに溶け込んでいるという見せ方を取り入れることで、商品の魅力が最も効果的にアピールできると考え、ドラマ仕立ての作品にしました。この商品がドラマの主人公の生活や人とのつながりにも大きな影響を与えるのです。
予定調和を壊すという発想や着眼点をもって作品づくりに携わっていますので、これまで数多くの「よい意味で期待を裏切り、予想を上回る作品」を生み出してきました。

自社収録スタジオを若いクリエイターの育成の場に

ディレクターとして現場を仕切ったり、カメラを回すときもありますが、主に編集業務に携わっています。今後は、個人的な目標として、昨年完成した自社収録スタジオで、テレビなどのレギュラー番組を収録していきたいですね。定期的に作品づくりに携われる環境があれば、番組の企画・内容などについて、いろいろなことに挑戦でき、社内の若いスタッフだけでなく、外部の可能性を秘めた若いクリエイターにとっても映像制作に関する能力を伸ばす基礎体力がつく良い「勉強」の場にもなると思います。自社収録スタジオから、毎週、新しいものを生み出していける、そういった環境をつくっていきたいですね。

Profile
岡  貴文 | クリエイティブディレクター
1998年、クロステレビ(東京)入社後、テレビ番組編集やテレビ中継の現場で活躍。2002年ビジュアルアーツ専門学校にて放送映画学科講師として招かれる。2004年、ちゅるんカンパニー設立に参加後はエディターをメインに、ディレクター、カメラマンとして活躍中。圧倒的決断力を武器に難題を乗り切る「大胆な解決者」としてクライアントからの信頼も厚い。

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